自分サイズの起業ということをどう捉えるかにもよりますが、40代、50代は自分の経験や体験そのものが誰かの役に立つということに、もっと注目してみてはいかがでしょう。
自分が普通にしてきたことも、それが出来ない人から見たら教えてほしいネタになります。
自分にしかできないことは何か?
別にオンリーワンでなくてもいいので、人より少し得意かもと思えることはありませんか?
人から教えてほしいと言われることはありませんか?
ここに起業のヒントがあるかもしれません。
人から頼まれることは同様の人たちにとってのニーズです。
ニーズの無いところには何を発信しても無駄ですが、もし人から頼まれることがあるのならそれをまずは発信してみてはいかがでしょうか?
これこそが小さなお試し起業です。
それを発信するのに今の時代ツールには困りません。
SNS・ブログ・無料ホームページ・YouTube…誰でもお金を掛けずに発信できます。
お金を掛けずにテストマーケティングができる!なんて良い時代でしょう。
発信するときはいろんな人に向けて発信してはダメです。
頼んできてくれた人と同じようなお困りごとを抱えている人に向けて発信するのです。
とても限定的な表現で、その方の困っている気持ちを汲み取って、私ならこんな人たちにこのような解決法を提供できます!と語りかけてみてください。
これが最初は簡単にはできないかもしれません。
だからぜひお試しチャレンジしていただきたい。
誰に何のサービスを提供するかという時に、自分だからできる他の人とは違うこと。
これをできるだけ分かりやすく明確に伝える作業は、何度も掘り下げてください。
チラシやホームページを作るときにはこれがとても重要になします。
多くの人はこの辺りがしっかり試せていないのに、いきなりチラシ屋さんやWEB屋さんに発注してしまいます。
まずはお試しマーケティングでお客様をしっかり限定することです。
多くの方はいろいろなお客様を取り込みたくて、限定的な表現ができません。
ここはお試し起業なので勇気を持って遊び感覚でとにかく限定してみてほしい。
とはいえ自分の経験の何が人から求められるのかは、自分では分からないかもしれません。
一度自分の棚卸をしてみてください。
起業のヒントがそこにあります。
やってきたこと、得意な事、夢中になったこと、人に頼まれること、人より頑張ったこと…
全て書き出してみてください。
そこから自分に何が出来るかが見えてくるでしょう。
例えば…
私はバケツ3杯でワンボックス車を洗車しています。軽自動車ならバケツ2杯です。
最低限必要なものはバケツ、雑巾代わりのタオル、長靴だけ。
もう20年近くこの時間とお金の節約簡単洗車スタイルです。
こんなネタ、誰も教えてほしくないかしら(笑)
でももしかしたら洗車場が遠くて困っている人だっていると思うのです。
自宅やマンションの駐車場でささっと洗車できれば時間とお金が節約できます。
洗車をしたことが無い女性が自分で洗車できれば、必要な時にキレイな車に乗れます。
お仕事で使う車はいつもキレイにしていたいものです。
また簡単洗車は20分もかからないので、お子様がお昼寝中にできます。
今日は晴れた!という時にパッと済ませてお出かけできます。
洗車の手順も教えます。
外側を洗い終わったらドアと車体の間もキレイに拭き取り、車内も簡単に拭きます。
エンジンルームも開け、最低限の必要な点検をし、エンジン回りもキレイに拭きます。
ワックスが必要なら…拭くだけのワックスを使えば簡単です。
常にこれだけやっていたので下取り価格に結構な金額がついたこともあります。(笑)
大手の中古屋さんではなく、街の中古屋さんなら年式だけでなく状態を評価してくれます。
こういったことも見せ方や必要としてくださるお客様を想像し、その人に必要なら教えに行きますと発信していると誰かが見てくれます。(売り込みではなくメリットを伝える提案です。)
⇒もうひとつ技術や知恵だけでなく大事な事があります
いかがでしょうか?自分の中に意外とネタがありませんか?
それを使ってまずは自分サイズ起業にチャレンジすることがここでは重要です。
行動することで何が出来て何が出来ないかも分かります。
どんな風にどんなツールで発信したらいいかという情報発信の仕方も学べます。
自分に何が足りないのかも分かります。
ひとつ小さな成功例を持っておくと、その後他の起業を始める時、必ず役に立ちます。
多くの人は行動せずに上手くいくかどうか想像だけで終わっています。
私の周りの行動する人たちは未完成のまま走りだします。
自分サイズ起業のネタは資格がなくてもいい、40代50代なら自分の中に必ずあります。
自分にしかない経験と資格を組み合わせると、最強の起業ネタになるかもしれません。
ネタが見つかったら即行動!
すぐに発信して、周囲の反応をプチマーケティングしながら育ててみてください。