サーチコンソールは無料で使えて便利なツールですが、全てを理解しなくてもいいと思います。
使える部分だけ使ってみましょう。
登録してすぐはまだデータが無いのでしばらくしてから利用します。
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サーチコンソール画面でウェブサイトの名前をクリックし、そのサイトのダッシュボード画面を表示させます。
画面右上にある『検索アナリティクス >>』をクリックします。
そして画面が変わったら、□クリック数というところだけチェックが入っています。
その後の、□表示回数、□CTR、□掲載順位にもチェックを入れます。
そうすると合計クリック数/合計表示回数/平均CTR/平均掲載順位が表示され、グラフは緑赤黄青の折れ線グラフに変わり、下にデータが表示されます。
このデータを活用します。
サイトがどのようなキーワードで検索され、検索結果に表示されているか…が分かります。
そのキーワードをホームページの改善に役立てましょう。
■クリック数…それぞれのキーワードでのクリック数
■表示回数…それぞれのキーワードで検索されたときの検索結果として表示された回数
■CTR…クリック率 クリック数÷表示回数
■掲載順位
◆自分のホームページがどんなキーワードで検索されたかを知る
◆自分が狙うキーワードで検索結果に表示されているのかを知る
フィルター機能もあるので細かいデータも分かる
≪クエリ/ページ/国/デバイス/検索タイプ/日付≫のそれぞれにフィルターをかけることができる
例えばデバイスが最初は「フィルターなし」になっていますが、そこの右横の▼をクリックすると「デバイスをフィルター」
⇒≪モバイル/PC/タブレット≫というフィルターをかけることができます
ページごとのフィルター、期間の設定で比較もできます
◆予想外のキーワードで検索結果に表示されていたら…?
意識していなかったキーワードで検索結果に表示されていたときは、そのキーワードが含まれるページや記事を見直してみる。
そのキーワードをタイトルや見出しに入れる、内容を改善するなどすると検索順位が上がるかもしれない。
◆掲載順位とクリック率(CTR)
掲載順位とクリック率(CTR)の両方が高い場合は問題は無い
(問題の無い例)
・掲載順位1位・CTR30パーセント以上
・掲載順位2〜5位・CTR6〜13パーセント
・掲載順位6〜10位・CTR4前後
対策が必要なのは以下の場合
・掲載順位が高いのにCTRが低い(クリックされていない)
⇒検索してタイトルや説明文でクリックしないと判断されている
⇒そもそもそのキーワードと内容が合っているのか?
⇒合っているのならタイトルや説明文を興味を持ってもらえる内容に書き換える
・掲載順位が高いのに表示回数が少ない
⇒もともとの検索が少ないキーワードで競合も少なく売り上げをあげているキーワードなら大切にしたい
⇒関係ないキーワードであるなら改善しなくてはならない
⇒内容に合うキーワードに変える
・掲載順位が低いが表示回数が多い
⇒検索している人にとって満足する情報が無いのかもしれない
⇒内容をもっと満足させられるように改善する
・掲載順位が低いがCTRが高い(クリックされている)
⇒探している人がいるキーワード
⇒内容を充実させる
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もっとたくさんのデータがありますが、簡単に上記のキーワードと検索順位とクリック率のデータは誰にでも利用できると思います。
ざっくり自分のホームページのことを分析しできることから改善してみるといいでしょう。
あとあまりにキーワードばかり意識するより、まずはページの内容の充実です。
世の中の皆さんがどういうキーワードで何を探しているのか?
どのような情報が欲しいのか?
そういったことを理解して、それに対して役に立つサービスや商品を提供しましょう。
検索を意識するあまり、わざとキーワードを盛り込むのは結局マイナスです。
また、サーチコンソールもいつどのように内容の変更があるか予測できませんので、その点はご理解のほどお願いいたします。